MBCtu part2

2010年7月11日 TCG全般
猛威を奮うゴブリンに対応するため、MBCtuが選択したのは、大量の軽量除去と、大量のドローです。多くの場合、t1のゴブリンを除去する事が出来れば、ゴブリン側を大幅に失速させる事が出来、innocent bloodが4積みされるようになります。最近は《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》も人気で、多くの除去にスロットを割く分、息切れ防止のドローも増やし、逆に重くて使い辛い堕落、堕落の触手、probe,crypt ratsが抜かれる傾向にあります。probeの代わりに、《屍賢者の助言/Consult the Necrosages(RAV)》を採用したバージョンも見かけられるようになりました。

昔からMBCtuを使っていた者として、現在調整、結果を残しているのが、以下のリストです。
Land(23)
4 Dimir Aqueduct
10 Swamp
1 Island
4 Evolving Wilds
2 Terramorphic Expanse
2 Bojuka Bog

印鑑(5)
3 Dimir Signet
2 Mind Stone

除去(12)
3 Disfigure
2 Serrated Arrows
4 Innocent Blood
2 Tendrils of Corruption
1 Consume Spirit

生物(11)
4 Mulldrifter
4 Chittering Rats
3 Crypt Rats

その他(2)
1 Unearth
1 Grim Harvest

ドロー(7)
3 Deep Analysis
4 Consult the Necrosages


Sideboard
3 Distress
1 Disfigure
1 Serrated Arrows
1 Tendrils of Corruption
3 Festering Goblin
1 Deep Analysis
1 Hydroblast
2 Probe
2 Duress

pauper環境では、マナブーストをした所で5~6マナ域に優秀なフィニッシャーがいる訳では無く、t3ラスという動きも出来ないので、印鑑を採用したコントロールは殆どありません。そんな中で、このデッキは5枚印鑑を採用していますが、その主な理由としては

1.マスドローを活かす関係上、マナが余って困る状況は少ない。

2.t3にラスゴはないが、3マナのchittering rats/consult the necrosagesと、1マナの除去にいう動きは、ゴブリンに非常に良く利く。

3.Serrated arrowsは速効性はないが、t1でしっかり除去を打っておければ、t3に出す事でゴブリンのプランを大きく狂わせる事が出来る。

terramorphicを沢山使うので、後半土地が余りまくるという問題もある程度解決出来ています。

なお、メインのprobeは調整の結果、サイドに移りました。理由としては、単純に腐るマッチアップが多すぎるという点。ゴブリン相手には論外で、コントロール同士でも打たれたから負けるという程の物ではありません。少なくとも、ビートダウン相手には絶対に死にドローで、ストーム相手にもタップアウトの返しにスタートされるのが関の山です。mull drifter の方が強いのなら、deep analysisでデッキを掘った方が良いとの判断です。
サイド後は、duressの標的になりまくるという点以外、コントロール相手には強いです。特に青系には、このスペルをカウンターしきる程物量が無く、duressと合わせて確認からぶっぱなせば非常に有利になります。《除外/Exclude(INV)》を持っているハンドを、probe とnecrosagesで捨てさせられれば、勝利は目前です。

サイドボードから《水流破/Hydroblast(ICE)》も抜け始めました。単純に、青マナを立ててターンエンドがし辛いデッキだからです。それよりは、festering goblinの方がゴブリン対策になります。

個人的には、メインになんとかdistressを積みたいのですが、印鑑と土地で28枚なので、スペースがキツキツです。

Unearthはテスト中なのですが、crypt ratsが予想外の点数をたたき出したりするので、悪いカードではないと感じています。ただ、2枚ですら多く感じる場面があるので、1枚お守り感覚でもいいかもしれないですね。

主な相性ですが
ゴブリン:4.5:5.5
難しいデッキです。恐らく一番悪いマッチアップです。相手が《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》を初手に持っていたら、メインは厳しいかもしれません。

白ウィニー(居れば、スリヴァーも):8:2
余裕です。

ストーム:6:4
上手いプレイヤー相手には厳しかもしれないです。ゴブリンストームで来られた方が厳しい構成になっています。ストームが多いようならば、《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》をメインかサイドに積んでください。

白黒黒死病:7:3
落ち着いてプレイすれば問題ありません。特にサイド後はハンデス追加で楽になる筈です。
相手の生物を除去しないと、Gurdian of the Guildpactが除去出来ないので、除去をサイドアウトし過ぎるのはngです

青黒神秘の指導:6:4
こちら有利だと思います。とにかく全力でドローして、相手が4+10マナで2枚手に入れる間に、4+2マナで4ドローして下さい。《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》が非常に重要になるマッチでもあります。
サイド後特に楽です。メインはお互いゴブリン意識の構成になっていると思いますが、もしそうでなかったら厳しいかもしれません。

緑ストンピィ:6:4
テストが不十分ですが、innocent bloodが苦手なデッキなので、他に比べたら楽な筈です。
相手のターンに除去を打とうとすると、パンプで回避+更にパンプで頻繁に即死するので、自分のターン中に除去るのがポイントです。怨恨は強いカードですが、chittering ratsでタイムワープ連打になるので、手札に持っておいて貰いましょう。

最後に
このデッキは、猛烈にタップアウトするデッキです。下手に相手ターンに妨害しようとするよりも、印鑑でマナブーストしつつ全力でターンを終えた方が強いというコンセプトに基づいているので、ラヴニカ・神河時代の太陽拳っぽくプレイして下さい。差し戻し代わりに、Remove soulあたりを試してみましたが、あまり強く無かったです。《誤算/Miscalculation(ULG) がウルザズレガシーで出たので、テストしてみても良いかもしれませんが、、

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