NL10はそれ以前のレートと違って、100bbバイインが上限です。ここから、それなりにプレー量の多いレギュラーが増えてきます。

先ず、このレートを構成するのは、10~20%の強いレギュラー、30~40%のタイト、midstack系プレイヤー(40bbバイイン)、そして残るはフィッシュです。
基本的に、ブラフ3ベットをボタンから打って来たり、スクイーズが多いプレイヤーの右隣にはあまり座らないようにしましょう。スターズの色ラベルで、普通の常連は青、鬼強いプレイヤーは紫、フィッシュは緑のように、分類しておくとテーブルセレクションが簡単になります。

また、Bronze Star(最低のVIPステータス、プレー量が少ない)をわざわざ見せているプレイヤーは、必ず緑マークにしています。もしもフィッシュではなければ、あとでラベルを変えて下さい。長い間このレートでプレーするならば、メモを取る時間がなくてもラベルだけでずいぶん重要な情報になります。

なお、フィッシュ(緑マーク)認定する基準として(上から重要度高)

・フルスタックではなく、タイトではない
・オープンリンプ、コールアイソレーション
・座る際にブラインドをポストする。
・Bronze Star を見せている
・チャットでZZZZZと言っている/文句を言っている→プレイヤー名検索で、1~2テーブルのみしか座っていなければ高確率でフィッシュです。

なお、上記のフィッシュに加え、もう一つ収益源にしたいタイプが居ます。ロックです。
彼らは、10面打ち近くを、10/9のスタッツで行っています。基本的にブラインドを守らないので、右隣に座って鬼のようにSBからスチールを行います。また、カットオフが擬似的にボタンの役割になるので、総合的にレイトポジションからのオープンレンジを広げます。

非常にジェネラルな話ですが、こういったテーブルセレクションの技術は後々にも通じるものがあるので、参考になれば幸いです。


2NL・5NL攻略

2011年3月21日 趣味
Poker Stars のテーブルについて書きます。

@@2NL(blind 0.01/0.02)

最も低いレートなだけあって、真面目にやっているプレイヤーは殆ど存在しない。もしもHUDがあれば、多面打の鬼タイトなプレイヤーとは関わらないか、セット探し、ナッツフラッシュ探しをする以外は抵抗しないこと。また、100bb以下でバイインしているプレイヤーも多く、セット探しのポケットペアは、ブラインドのスタック量を確認する必要がある。
また、セミブラフ含めてブラフは殆ど必要ない。cbetをコールされたら、諦めるか、ショウダウン狙いで良い。基本的に大きな額のベットはブラフ、バリューベットはminbetなプレイヤーが多い為、ナッツを持っているならとにかくレイズ多用でポットを膨らませる必要がある。また、オーバーベットもコールされ易い。
何故かここと5NLは250bbテーブルなので、ディープスタックプレイが苦手ならば、100bbで座って、150bb付近になったら離席するのが良いと思う。テーブルはたくさんある。
Placee Mint等を活用した多面打ちをするのなら、恐らく12/10的なスタッツでも十分にプロフィットが出ると思う。
また、ブラフ3bet は全く必要が無く、AQで3betして、何故かATをドミネートしているなんて場面も多い。

@@5NL(blind 0.02/0.05)
フルスタック(250bb)で座ってるのは大抵微妙にポーカーを知っているプレイヤー。100bb未満が多いので、PPやSCは注意が必要。
ブラフ必要なし、多面打でも収支プラスになる。


これらのステークスで収支マイナスになってしまうプレイヤーは、セミブラフ、ダブルバレル、ブラフc/r等のプレーをしている可能性がある。これらのプレーは、自分のブラフ・マジ手のバランスを取る上で重要な要素だけれど、このレートのプレイヤーは「全く」ブラフ頻度等を確認していない=バランスを取る必要が無いので、ValuebetだけでOKです。
むしろ大切なのは、ポットを膨らませる技術です。6割のベットを、全て8割にするだけでも、収支はずいぶん変わると思います。リバーまでに何BBのポットを作るのか意識しながらプレーをするのが重要です。

The comeback king!

2011年3月20日 趣味
The comeback king!
Poker table ratings 上に、Comeback king アイコンがつきました。今まで、まだまだ未熟だったのに無茶なテーブル・レート・プレイスタイルで戦って来た頃に積み重なったマイナスを帳消しにする事が出来ました。今現在はNL 25/NL50で8面打ちをしている状態で、特に25NLは10bb/100近い数字がコンスタントに出るので、このレベルは卒業出来たかなと感じています。

時間が出来たら、戦略記事を投稿してみたいと思います。しかしながら、日本のポーカープレイヤーはまだまだレクリエーショナルなプレイヤーが中心で、しっかりとした情報交換を考えると、2+2が必須だと感じています。日本のオンラインポーカー界で、しっかりとした情報を提供出来る、数少ないブログの一員になれればと考えて居ますが、どうも三日坊主なので...

また、英語記事の翻訳等も需要があれば行いたいと思います。

Magic the gathering よりも遥かに副業と考えた時の効率が良いので、完全に移行してしまいました。米国でも、そういったプロプレイヤーが多いようですね。いつか復帰したいですが、、、。

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